<リオ五輪レスリング>アナウンサーがルールを理解しないままミス実況

「大変申し訳ない放送をしてしまいました」と実況中のアナウンサーが謝罪するというのは、長年スポーツ中継を人並み以上に視てきたと自負する筆者にとっても前代未聞のできごとでした。

NHKの太田雅英アナ、大相撲中継で知られ、自身が有段者である剣道、サッカー、野球なども担当してきた方です。レスリング中継の経験はわかりませんが、相性か運かどちらかが悪かったようです。

問題の試合は男子フリースタイル74kg級2回戦、高谷惣亮選手とフランスのゼリムハン・ハジェフ選手の一戦です。解説は双子のレスリング選手として知られる北京のメダリスト・湯元健一さん。

太田アナ、のっけに湯元健一さんを弟の湯元進一さんと言い間違える痛恨のミス。なんだか中継は荒れ模様の予感です。

試合は、開始早々に高谷選手がバックを取られます。2点を失ったかと思われましたが解説によれば、コントロールされていないという判定だろう、ということで事なきを得ます。その後、開始2分02秒に高谷選手が消極的と判断され「警告」を受けるとともに「アクティビティタイム」で仏選手に1ポイント。

*同点で試合が終わった場合、「警告」を受けた選手が負けになる。

*消極的で注意を2回以上受けた場合「アクティビティタイム」の30秒以内にポイントをとらないと相手に1ポイント。

 開始3分11秒、高谷選手がタックルから相手を場外に押し出して2ポイント。開始4分18秒、高谷選手再び消極的とされ、「アクティビティタイム」で仏選手に1ポイント。これでポイントは2対2。

*同点で試合が終わった場合、ビッグポイント(より大きな技)でポイントを取った方が勝ちになる。

開始5分38秒、仏選手がタックルからバックを取って高谷選手2ポンイントを失い、2対4。開始6分00秒、高谷選手がぶり返しで2ポイントを取り4対4の同点で試合終了。この技に対し、仏側が再判定を求めて「チャレンジ」し失敗。

*「チャレンジ」に失敗した(判定がくつがえらなかった)場合、相手に1ポイント与えられる。

試合は同点で終わりました。太田アナは同点ではルールにより消極的との「警告」を受けていた高谷選手の負けと思っています。ですから、すでに勝ちが決まっている仏側が、高谷選手の最後の技になぜ「チャレンジ」したのかが理解できません。

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